ART WORKS柳井 風凛の作品

絵本『こけにゃんとにじいろカーテン』

ストーリー

こけ玉の妖精のこけにゃんがやって来て、自分にぴったりなおうち探しを始めます。のっぽの花瓶や大きなお皿など色々素敵な場所はあるけれど、なかなか自分にぴったりな場所がみつかりません。クローゼットの片隅の箱に、遊ばれなくなったおもちゃたちに紛れていた、小さなコップがぴったりでした。嬉しくて歌うと、うたはにじいろのカーテンに変わりました。

コラージュに使用したもの

小さくなった洋服を処分しようとしたとき、「それお気に入りなの、捨てないで」 と今にも泣きそうな我が子の顔。たくさんの洋服を残しておくわけにもいかない。でも我が子のこの気持ちにも応えたい。
そこで思いついたのが、絵本の原画に使うことでした。本当にそれは捨てられるだけのものでしょうか? 絵本の原画の素材としてアップサイクルされた服やおもちゃ箱の中にあった紙切れたち。この絵本をひろげるたびに「この服はね~」 とニッコリ顔の我が子です。

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