NEW!2020.07.18
workshop:絵本を作ろう
#1 豆本を作ろう
本の構造について、どうしても作る過程ではじめての方には慣れない名称が出てきてしまいます。このご時世大きな声で何度も説明できないし、頭をかかえました。
で、好きな絵本をご持参いただくことにしました。好きな絵本の構造を指差し確認し、予習完了。
この先は駆け足。ルーペで綴じ方と色の見え方を観察してもらい、綴じ方にもいろいろあること、印刷の基本、4色分解CMYKを軽くお話しました。
自分がいかに印刷オタクなのかを理解し(笑。仕事にしてるんだから当然ですが)、深掘りの解説準備はしていたものの、さくっと切り上げて、本づくり開始です。
表紙貼りの途中。みなさん、丁寧に測って貼り付けていました。
難関の糸綴じはみなさんすんなりクリア。三方化粧断ち(三方断裁)に苦労していた方が多いようでした。
無事に完成。ご用意いただいたおやつを食し、解散。
満席だったおかげで収支がプラスになりました。利益はすべてパンダハウス福島へ。絵本づくりで得たこと、得たものを故郷に還元したいという目標が、3年以上かかってようやくかたちになってきました。
#2 お話を作ろう
前日から感染者数が増加しはじめた中、予約のみなさんに確認を取り、少しでも体調に不安があれば遠慮なくキャンセルしてくださいとお声がけしました。
お越しくださった参加者の皆さんは、お店の常連さんでもあり、お会いしたことがある方も。
和やかな雰囲気で(たくさん脱線しつつ)無事終えることができました。タイムオーバーしてしまいましたが、予定していた内容をほぼすべてお伝えすることができました。最後の最後まで、お店のスタッフのみなさま方に感謝です。
ワークショップは大きく分けて
1)言葉をつむぐ、ことばをつなぐお話づくり
2)○だけで表現したコラージュに文章をつけるお話づくり
WCCで学んだ手法をアレンジしながら楽しみました。
言葉から入る、絵から入るいろんなお話づくり。人数の問題もあり、急遽、自分も参加してのワークショップでした。
久しぶりで楽しかったです。
実際の製本と完成はお持ち帰りの宿題になりましたが、早速作り終えてあげてくださった方もいらっしゃって、やって良かったなと思えました。
在廊中最後のドリンクは、お気に入りのレモネード。
ビールに見えます🍺が、ニュージーランド産のレモネードなのです。
参加された方々の視点がそれぞれ個性があり特徴的で、それがまた新鮮で、とても楽しかったです。ありがとうございました😊
前日に試作した本を動画にしてみました。絵本になるお話のプロットのようなものです。いつか、お話として完成させたいです。